FULL ORDER
Japandi style house
この場所に馴染むデザインに
海外赴任されているとき、本場のブルックリンスタイルやカリフォルニアスタイルを見てきて、その場所に合っているからこその格好良さを感じたそう。
建築場所はオーナー様のご実家。元々あった日本庭園を残し、少しだけ手を加え、この場所や庭に馴染むようなデザインの外観を考えましたとオーナー様。
屋根を薄くしたり、樋や破風の収まりなど、細部のラインにもこだわることで、全体で見た時の美しさに繋がります。
日本と北欧の融合|japandi
日本とスカンジナビアの美学を取り入れたスタイル。
北欧の自然が織りなすナチュラルカラーに日本の侘び寂びをプラス。
今、世界で注目されつつあるのがjapandiスタイルです。
日本庭園など、その場所の良さを残しながら、新しい物と合わせていくことを突き詰めていくと、japandi styleにつながりました。
リビングは一段下げて、どこでも座りやすいピットリビングに。
二世帯ということもあり法事や餅つきなど、1年を通して親戚の方が多く訪れるため、1階は全体的に明るくナチュラルな雰囲気にしました。
リビングは一段下げて、どこでも座りやすいピットリビングに。
ダイニングキッチンとはガラス窓で半分仕切りつつ繋がりを感じるつくりとなっています。
光の取り入れ方を工夫して、伝う光を。
解体前の日本家屋が暗かったため、南側からの光はもちろんのこと、
北側からの明るさや光の取り入れ方にも工夫がされています。
玄関入ってすぐの窓や、階段下の地窓から、外の植物から伝う光を、
キッチンの斜天上部の窓は、太陽から滑らかに天井を伝う光を。
素材感とラインを大切に。
巾木も細くして床と一体感を出すなど
要素を少なくして線の細さ、収まりには特にこだわりを感じました。
雑貨などは、アメリカにいた際に行ったアンティークマーケットで見つけたものが多く、直感で選んだ物が多いそう。
和室の箪笥やソファー、火鉢を鉢植えにしたり、元の家で使っていたものも上手く取り入れて、自分たち流の家づくりを楽しまれています。
HOUSE DATA
住宅概要
間取 | 5LLDK+和室(二世帯住宅) |
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延床 | 239㎡ |
竣工 | 2020年10月 |
構造 | 2×4工法 |
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敷地 | 468.97㎡ |
所在地 | 愛知県飛島村 |