センターコートのある家

目指したのは、無骨でシンプル飾り気のない工業的なデザインをカタチにした住まい。

ママコーナーには、オランダのプロダクトデザイナー「ピート・ヘイン・イーク」のスクラップウッドのクロスを採用しました。まるで本物の廃材のようなリアル感。思わず触れてみたくなるほどです。ここをお子様の遊び場としても活用しているなんて、かっこ良すぎます。カーキと黒をベースにしたダイニングには、黒板塗装の引き戸があり、チョークでお絵描きもできるそう。そして撥水コートを施したモルタル仕上げの洗面台や黒スチールの窓枠など、インダストリアル・デザインを存分に堪能できる住空間です。

さらに素敵なのがオーナー様の生活スタイル。リビングとダイニングを分けることで、テレビを観ながら食卓を囲むではなく、カフェのように食事と音楽と会話を愉しむダイニングスタイルに。読書が大好きなご夫婦は、お子様にも本に親しんでほしいという気持からすぐ手の届くリビングに大きな本棚を設けました。